“炎”
--Toa of Fire--





炎の勇者。





炎を司るトーア…それがタフーである。
烈火の如き熱い性格で、猛烈な使命感をもつ。
しかし、短気で怒りっぽく、繊細さに欠ける嫌いがあるのも事実だ。
その性格は、彼の長所でもあり、短所でもあるといえる。





力強さ溢れるバックショット。





彼は「ハウ」という名のカノイを装着している。
敵の攻撃を防ぐ、守りのグレートマスクだ。
但し、その効果は装着者が察知した攻撃にしか及ばない。





炎の剣を使いこなす。
彼の属性、そして気性に相応しい武器だ。



その切れ味は凄まじく、岩石さえも叩き斬る。
しかしトーアたちは武器による殺生を好まないため、
専ら、精神集中などのための道具として使われているようだ。



剣は、腰に帯びることもできる。





左腕には、腕部と一体化した火砲を備える。



この砲は、彼のトーアとしての力…エレメンタルパワーを変換した炎の弾丸を撃ち出す。
また、火炎放射としての使用も可能だ。





マタ・ヌイ島を救うためには、幾つもの苦難を乗り越えねばならない。








T A H U
タ フ ー

マタ・ヌイ島に遣わされた6人の勇者…トーア。
彼らの使命はマクータを倒し偉大なるマタ・ヌイを復活させること。
そして、マタ・ヌイ島に平和をもたらすことだ。

そのトーアの一人である彼はタ・コロ村の守護者で、炎を司る。
優れた剣技と炎の力を駆使して戦う。

性格は猛烈にして熱血。まさしく炎のように熱い。
タ・コロ村とそこに暮らすマトラン、そして仲間への思いは人一倍で、
烈火の如き性質と行動力から自然と、
仲間を牽引するリーダー的ポジションに納まっている。
だが、彼の短気かつ短絡的な性格が、仲間や島民をピンチに導いてしまうことも少なくない。
そういった性格(と属性)から、ガーリやコパカと対立することもしばしばである。

普段はマンガイ山の溶岩地帯で暮らしており、
日夜、溶岩の被害がタ・コロ村に及ばぬよう活動している。
ラーヴァサーフィンの達人でもあり、神業ともいえる技術で溶岩の波を乗りこなす。

彼らトーアの前には、幾つもの試練や苦難が待ち構えている。
それを乗り越えるためには、運命を受け入れ、義務を果たし、
そして、仲間同士で団結することが必要不可欠だ。

果たして彼らに、マタ・ヌイ島を救うことはできるのだろうか?




解説兼言い訳。

TB受けニクル1号を改良して、デッチ上げてみました。
基本構造は全く同一で、多少の追加要素でタフーに見せることができるか?をテーマとしています。
追加するパーツも、できるだけ、意匠性の強いパーツを避けるようにしてみました。

製作自体はガーリの方が先なので、
そちらの言い訳から読んでもらうと、話が判り易いかと思います。

元々、TB受けニクルはチャレンジ的意味合いが強く、素体的用法は念頭に置いていなかったので、
カノイをつけると首が埋まって、ゴリラ度2割増になってしまうのですが、
まあ、コレはコレで力強いかな、ってコトで押し通させてもらいました(笑)。
ただ、首が全然動かせなくて、表情付けの幅がちょー狭いです。

それと この素体、わざと胴を短く、手足を長くなプロポーションにしているんですけども、
カノイを付けることによって、相対的に胴体が小さくなってしまい、
幾らなんでも脚長過ぎだろ!みたいなプロポーションになってしまったのが残念ですね。
…うーん、改良しようとすると、抜本的に組み直さなくちゃいけなくなりそうで、踏み切れませんねえ^^;

また、装飾が加わったせいで可動範囲は狭まってしまいました。
また、重量がかさむので、ただでさえヘナヘナだった関節がかなり限界気味です(笑)。

コミックなどを見ると、左腕の2本の突起は指という解釈のようなんですが、
映画版では普通のコブシがあったりするので、それらを折衷して、
腕と一体化したキャノンっていう解釈にしてみました。趣味全開です(笑)。

このキャノン、意図してやった部分もあるのですが、
元のTB受けニクルの構成を崩さずに、小さくまとめて組み込むコトができなくて、
やったら巨大化してしまいました。

同時に、右腕のファイアー・ソードも、普通の手で持っている、という解釈にしたんですが、
剣が重くなり過ぎてしまったのと構造上の問題で、持てません(笑)。

ファイアー・ソード。

元々のTB受けニクル1号がボトルサイズに納まっているとはいえ、
純正タフーに比べるとだいぶ大柄なので、ファイアー・ソードもちと小振り。
なので、3本使ってみたりして、ボリュームアップしてみました。
斬れ味鋭そうな刃…というよりも、粗野な感じで組んでいます。
初代トーアには剣持ちがもう一人(コパカ)いるので、
それとの差別化のためでもあります。
コパカ、作るかどうかは判りませんが…(笑)。
鍔(つば)の部分、もう少し小型化することもできたのですが、
松明(トーチ)をイメージして、あえて大振りにしています。

折角のTB受けだし、テクニックボールもデジラで補充して有り余ってるし、
ってなワケで、何ちゃって接続パーツを作ってみました。
調子に乗り過ぎて、もう使い果たしたんですけどね、テクニックボール…(笑)。

コレを使うと、持っているような錯覚を感じるコトができます(笑)。

右腕の剣保持補助パーツや左腕のゴツい砲塔のせいで、
(写真だと特に)ウデがかなり巨大に見えてしまって、
ゴリラ度がより一層加速していますね^^;

接続パーツ、半分冗談とはいえ流石にどうかと思ったので、
後日、ちゃんとしたモノを作りました。

幾分マシになったんじゃないかしら?(笑)

剣は腰に帯びることができる、なんて書いてますが、
アレもかなり無理やりです。凄い干渉してます^^;

オマケ。

何だかよく判らないけど、能力開放モード。
成形パーツを使えないという自分ルールのフラストレーションが爆発した感じです。
イヤッホーゥ!成形パーツ使い放題だぜーっ!(笑)

プロトデルミス・ソード。
トーア自身のエレメンタルパワーとシルバーカノイのパワーとを練り合わせて実体化している…とかそんな感じで。

タフー・ヌーバの剣を芯に作ろうかと思ったんですけど、
普通にタフー・ヌーバ持ってないという事実が発覚しまして…(笑)。
数えてみたら、オヌー*2、コパカ、オワツ(とタカ)しか持ってませんでした、ヌーバ…。

と、そんな訳でタフーもどきでした。
…あっ、サーフボードも作れば良かったかなあ(笑)。

2008/06/13up


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