BS/BN-001a/JDX-GP09c BIO SUIT BN-1Re (BS/BN-001j2/GP BIO SUIT BN-1GP)
バイオスーツ BN-1改 (バイオスーツ BN-1GP)





新たなる刃。





本機「BS/BN-001a/JDX-GP09c バイオスーツ BN-1改」は、
アクロイヤーとの激戦により大破したミクロマン地球方面軍遊撃部隊ジャンヌダルク唯一の
BN-1型バイオスーツを独自に改修、改良した機体である。

改修作業は「ジャンヌダルクの頭脳」アインシュタインが中心となって執り行われた。
BN-1の基本形ともいえる高機動兵装を基本に、
本機メインパイロットであるアルフォンスの
戦闘スタイルに合わせる形で改修が行われている。





損耗は肩〜上腕、脚部が中心で、
特に損傷の激しかった肩〜上腕及び肩部武装は新造されることとなったが、
頭部ユニット、ボディシェルなどの重要部位はほぼ無傷であったため、
改修作業は滞りなく行われた。

とは言え、有り合わせのパーツのみで、
たった一晩の内に改修が完了したことは驚異的であると言わざるを得ない。
これはアインシュタインを始めとしたジャンヌダルク ワークスチームの卓越した手腕と、
LEGOシステム及びテクニック(Linkage and Enhanced General Organizer-system/technic)の特性によるところが大きい。





背部には固定装備として、高効率生体ブースター1基とテールスタビレーターが配されている。
アルフォンス専用機として調整されていることに加え、
ジャンヌダルク(より厳密に言うならばアインシュタイン)独自の規格で設計されているため、
BN-1の特徴でもあった各種兵装パッケージとの互換性は失われている。



ベースとなった高機動兵装と比べると流石に見劣りするものの、
スラスターはメインジェネレーターと直結されており全備重量自体も軽くなっているため、
その機動性は比較的高いレベルで纏まっている。
むしろ運動性に関しては、高機動兵装仕様のBN-1を上回っている。
これはテールスタビレーターの採用による恩恵である。





頭部アップ。
アンテナの配置などが改められているものの、基本性能に変化はない。




PBGS-2320/NV/JDX-GP09c(PBGS-2320/BN-1Re) plasma blade gun system

右腕部「プラズマ・ブレード・ガン・システム」は完全に失われていたため、
基地にストックされていた艦艇用の同等品
(PBGS-2320/NV)を流用することで補われることとなった。
肩部サブジェネレーターの効果により、発射効率や威力は向上している。




SSC/AAcr-32r/JDX-GP09c(SSC/AAcr-32s) anti acroyear twin cannon

左腕部「対アクロイヤー 二連装キャノン」は全くの無傷だったため
簡単なメンテナンスしか施されていないが、
肩〜上腕が新造された関係で接続方式が変更されている。
また、右腕部武装と同様、サブジェネレーターの効果で基本性能が向上している。




Ein/PLL-107-09A(PDWS-Ali-05-R.S.L) quad launcher unit

失われた肩部武装(PDWS-Ali-02-R.S.L)に代わり、
シールドを兼ねた新式フォトンレーザーランチャー、
通称「クアッド・ランチャー・ユニット(Q.L.U)」が装備されている。
これはアインシュタインが完成させた、攻守兼ね備えた万能装備である。

Q.L.Uには従来型のフォトンレーザー2門に加え、
シンプルながらより強力な新型タイプ(内側のもの)が2門据えられており、
1基につき計4門のフォトンレーザーランチャーを備えていることになる。
単純な意味での威力(一発あたりの破壊力)はPDWS-Ali-02-R.S.Lに劣るものの、
Q.L.Uは小型で軽量、高効率であり、総合的な性能で遅れを取ることはない。

また、ウイング状の部分から余剰エネルギーを利用した
フォースフィールド(一種のバリアー)を発生させることもできる。



R.S.L(Remote Satellite Launcher)としての運用も可能。
高機動兵装標準のPDWS-Ali-02-R.S.Lとは異なり、
特殊物質「ケイバーライト」を用いた反重力システムにより「浮揚」する。
このシステムを採用したこともまた、小型軽量化に一役買っている。





勿論、有人での運用も可能である。



起動テストに際しては、先の戦闘で負傷したアルフォンスに代わり、
アンゴルモア戦役、そして四大総統との戦いを生き抜いた歴戦の勇士、
オーディーンがテストパイロット務めた。



この写真はその際に撮られたもので、
大型ロボット兵器に頼った戦いを好まない彼が、
バイオスーツに搭乗した珍しい一枚でもある。

ある程度の学習能力を備えた搭乗型マシンは
パイロットの多用する武装や好む戦闘距離、スラスターを吹かすタイミングなどの「癖」までもを蓄積するため、
通常、専属パイロット以外が搭乗するのは望ましくないとされている。
だが、テストパイロットを務めたオーディーンは癖のないフラットな操縦を見せたばかりか、
アルフォンスの戦闘機動を模倣するという離れ業を披露、周囲を感嘆させたというエピソードが残っている。






BS/BN-001a/JDX-GP09c BIO SUIT BN-1Re (BS/BN-001j2/GP BIO SUIT BN-1GP)
バイオスーツ BN-1改 (バイオスーツ BN-1GP)

ミクロマン地球方面軍所属の遊撃部隊「ジャンヌダルク」に
実戦データの収集を兼ねて配備されたBN-1型バイオスーツであったが、
度重なるアクロイヤーとの激戦の末 大破し、アルフォンスも重傷を負ってしまった。

この戦闘によって大きな損害を被り、敗走を余儀なくされたジャンヌダルクではあったが、
BN-1自体の損耗は肩〜上腕、脚部や武装などが中心で
頭部ユニット、ボディシェルなどの重要部位はほぼ無傷であったため、
アインシュタインを長とするジャンヌダルク ワークスチームによって改修されることとなった。

改修は(実質的な)BN-1専属パイロットである
アルフォンスの特性、戦闘スタイルに合わせる形で行われた。
そのため、彼が最も多用していた高機動兵装が改修の基本となっている。

完全に失われていた肩〜上腕はより頑健なものが新造され、
両肩に1基づつ、計2基のサブジェネレーターが設置された。
結果、兵装パッケージとの互換性が失われたため、
それに合わせ肩部武装も、アインシュタインにより開発された万能兵器、
「クアッド・ランチャー・ユニット(Q.L.U)」へと改められている。
(と言うよりも、Q.L.Uの装備を前提に、肩が新造されたと捉えることもできる)

肩部以外の、外観からも判る大きな変更点として背部ユニットの刷新がある。
固定武装として、高機動兵装のものと同型のスラスター1基に加え、
テールスタビレーターが据えられている。
ベースとなった高機動兵装の大推力スラスター4基に対して
本機は1基を備えるのみと基数が減少しているため、
単純な加速性能の面で見劣りする感は否めないが、
その機動性は高いレベルで纏まっており、
むしろ運動性に関しては高機動兵装仕様のBN-1を上回っている。
これはメインジェネレーターに直結されたスラスター、
機体の軽量化やスタビレーターの採用などによる結果である。

また、頭部アンテナの配置見直し、脚部ショックアブソーバーの改良などに加え、
内部的な改良など様々なマイナーチェンジが施されている。

本機は急拵えのワンオフ機であり、そもそも兵装換装を念頭に置かれていないため、
これらの改修によって兵装換装システムは失わている。
だが それと引き換えに基本スペックは底上げされており、
本機はBN-1に勝るとも劣らない性能を有するに至っている。

驚くべきことに、アインシュタインとそのワークスチームは、
上記の改修作業を一晩の内に成し遂げてしまった。
これは勿論、彼らの手腕あってこその快挙ではあるが、
BN-1型に採用されていた画期的な統一規格「LEGOシステム」及び、
それを実地で運用するための技術「LEGOテクニック」によってもたらされた
メンテナンス性の良さ、拡張性の高さに拠るところも大きい。
改修によって兵装換装システム自体は失われたものの、
LEGOシステム/テクニック由来の柔軟性は本機にも引き継がれているのである。

改修が施された本機はオーディーンによる各種テストの後、
通常のBN-1型と区別するため、ジャンヌダルク内の識別コードとして
「BS/BN-001a/JDX-GP09c BIO SUIT BN-1Re」、通称「BN-1改」と名付けられた。
その後 実戦にも投入され、地球で戦うミクロマン達の勝利に貢献している。

また、BN-1改の優秀さはネオミクロアース本星(ミクロアース29)においても認められ、
兵装パッケージに依存しない、
BN-1のいちバリエーションとして少数量産されることとなった。
この際、ジャンヌダルク内での識別コードに替わる
正式な型式番号と名称(BS/BN-001j2/GP BIO SUIT BN-1GP)が付与された。
(同時に、各種武装の型番も改められている)
ジャンヌダルクで改修されたワンオフタイプ(BN-1改)に対して、
少数生産されたタイプは「BN-1GP」と呼称し区別されている。

現在、ネオミクロアースにてBN-1GPをもとにした
新規設計のバイオスーツが開発中であるという。




解説兼言い訳。

紆余曲折を経て完成したBN-2
なかなか気に入ってはいるものの、元々ミクロネタとして作っていなかったのに加え
ミクロマンの乗り込み機能をオミットしてしまった為、
BN-2単品だと、ミクロマンとの連動感の薄い代物になってしまったんですよね。
ただの、ミクロマンとは関係のないロボットとしても成立してしまう訳です。
ソレはソレでアリなんですけど、何だかなあ…と。

で、その連動感の薄さを補うというか誤魔化すべく、
元祖BN-1も2009年仕様にモディファイしてみました。

BN-2のオマケ…と言うかバーター(笑)なので、
あまり深く考えず、手の動くままに組んでいます。
手癖ビルドここに極まれり!といった感じですよ!
しかし落ち着くなー、手癖ビルドは心地イイですなあ〜(笑)。

実際の作業なんですが、
オマケですし、全面改修すると別物になってしまいそうなので、
少し変えるだけで効果的にイメチェンできそうな部分…
肩部武装、上腕、背負い物を中心にいぢっています。
兵装パックを追加するだけって案もあったんですが、
本体のバージョンアップもしたかったので、こんな感じになりましたよー。

まず上腕ですが…ホア・ロハの残骸から持ってきました(笑)。
BN-1本体に合わせて調整はしていますが、面影があるかと思います。
肩のクアッド何とかっていう武装は、いかにも最新型って感じの、
洗練された、未来チックな雰囲気をイメージしています。
ああしかし、このテクニックのカウルみたいなパーツも、万能だし格好イイよな〜(笑)。

背中のバックパックは、適当に纏めた割には何だかソレっぽい感じになってくれてニンマリです。
BN-2と全く同じスタビライザーを付けてあるのは、
2体を並べたときに、同一の系譜上に存在するメカなんだ、っていう感じを演出したかったからですね。
腕の武器に あまり手を入れていないのも同様の理由です。
説得力なんて言葉を使うと大袈裟ですが、
パっと見で、仲間なんだろうなあ、って感じてもらえたらイイな、と。

それ以外の細かい部分としては
灰色を減らし、逆に、白の面積を増やす方向でパーツを交換していますが、
コレは何となくで、特に深い理由はありません(笑)。

設定に関しては…あぁそうそう、Shi-Shi世界的には、
平成ミクロのオーディーンって、超絶的に優遇されてるんですよ!(笑)
いや〜、私が一番最初に買ったマグネパワーズが
オーディーンさんだったってのもあって、思い入れがあるんですよね〜。

当時、ミクロマンが復活するというので、JAPさんや友人たちとで飛び付いたんですが、
どうせなら被らないように買おうぜってコトになりまして。
キャラが被ってるとブブンドゥする時とかちょっと困りますし(笑)。

んで そうなると、当然、主人公格のアーサーに人気が集中しますよね。
当時は皆 若かったので、王道が好きだったんでしょうな〜(笑)。
イザム、ウォルトなんかも割と競争率が高いですし、かと言って、エジソンは避けたいところですし(ヒドいw)、
悠長なコトをやってると、自分の相棒はチェンジトルーパーズ…なんてコトにもなりかねません…!(笑)
なので私は争いを避け、オーディーンを選択したんでしたね〜そういえば。懐かしいのお。
いや〜、私は副官的ポジションや一人だけグインみたいで浮いてるのがイイなと思ってたんですが、
オーディーンはおっさんだったので、あまり人気なかったんですよね…(笑)。
しかし…今から10年ちょっと前の話になるのかあ〜…光陰矢の如し過ぎる…ッ!(笑)

とまあそんな感じで、BN-1改ございました〜。
…後半 殆どオーディーンの話でしたけどネ!(笑)。

2009/06/28up



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