" 紅 " 
--Crimson--






歴戦の勇士。





背面。高出力ブースターを兼ねた低反動キャノンが目を惹く。
このブースターは長時間の高機動を目的とするものではなく、
一瞬のうちに爆発的な加速を得る為に用いられる。
断続的に作動させることでの一撃離脱戦法に向いていると云えよう。
これは、彼の最も得意とする戦法でもある。




低反動火砲展開状態。
高密度に圧縮された火球を連射する。
“低反動”の名を冠してはいるが発射時の衝撃は相当なものである。
それでも安定した射撃性能を発揮し得るのは、
“身体の一部”としてこの砲と長年付き合い続けているベルゲだからこそ、と云えるだろう。





ブースター兼キャノン、及び肩部ユニットアーマーを排除した状態。
主武装である背部キャノンに依存した戦闘は不可能になるが、
それでも尚彼は強い。
ツインビームキャノンによる射撃戦は勿論、
クロウシールドを用いた攻防一体の格闘も卒なくこなす。
何より、防御力を犠牲に得る機動性によって、
通常時の云わばごり押し的戦闘スタイルから一変する彼の戦いぶりは
対峙する者にとっては脅威となるであろう。
また、胸から伸びる二本のクロウ状の突起は一種のソードブレイカーであり、
敵の剣戟を受け流し、時には相手の武装を破壊する。
防御面にも抜かりは、ない。

B E R G E
ル ゲ

詳細不明の紅きトーア。
戦闘能力は高く、通常形態のジンでは到底歯が立たないと予測される。
神出鬼没であり、何処かに定住することもないようだ。
ジンやヴィオラ、そしてライやヴィヴィとも敵対することがある一方、
逆に彼らに協力する場面も。
一見、気紛れとも思える行動が多く見られるが、
彼なりの理念、美学があるのかも知れない。

彼が戦う理由、思惑。
それは彼にしか分からないのである。





Shi-Shiコメントとか

私がJAPさんのお家に遊びに行ったときに、彼のレゴで作らせてもらったトーアです。
いや〜、やっぱり、BIONICLE(トーア系)以外のテクニック系パーツがあるってのはイイですね〜。
私はテクニックって今まで買ったことがなかったので、パーツの蓄えがないんですよね。
ニクルの部品で作らないといけない→どーしても純正ニクルの面影が…ってパターンによく陥ってて。
(限られたパーツでいかにNiceなモノを作れるか。ってコトでもあるんですが…)
…とか言いつつ、コレもバリバリ基本に忠実なつくりですね(汗)。
折角のレアパーツ(ここでは通常のトーアからは手に入らないパーツを指す)も取ってつけたみたいな感じだし(笑)。
ただ単に、“珍しいパーツが使ってみたかった”みたいな香りがプンプンしとります。
特に肩あたりとですとか…。
赤いツメなんて、明らかそんなて感じですよね(笑)。
JAPANさんとこのジンやヴィオラはその点スゴいっスな。
特にヴィオラさんは純正ボディ使ってないですからね〜。

ゲタを履かせてみたり、足首にボールジョイント受けを噛ませていたり、
少しでも背を高くみせようと必死ですね(笑)。
しかしこのゲタ状パーツ、図ったようにピッタリですねぇ。
もとからトーアに履かせるためのようなデザインです。

ボディを黒くした理由は定かでないんですが、
今思えばいいアクセントになったかな、と思います。

さて、コイツの武装なんですが、個人的趣味全開のまんまダブルビームライフルです。
ZZガンダム(というよりFAZZのかな)とかFAガンダム、PFガンダムの
ダブルビームライフル、LOVEなんですよ、あたし。
多分、今後もダブルビームライフル持ちなトーア作ると思います(笑)。
シールドはですねぇ…すいません、正直に白状します。
knockさんの作品からパクりました(をい)。
かっこいいんですもの…(笑)。
背中のごちゃごちゃした物体も趣味全開。
「アクティブ○○」とかが好き好き大好きなんですね、Shi-Shiという男は。
アームとかががしょんがしょん動くサマを考えながら組み立てました。萌え萌えです(危な)。

肩の半透明の部分、ゆらゆらと明滅を繰り返している、という俺設定があったり。
点滅ではなくて明滅。ちかちかではなくゆらゆらと。
人様からするとどうでも良いことなんでしょうが、
何だかんだ言ってこーゆーこと考えてる時が一番楽しいですね〜。
正に自己満足。

で、ぢつはコノ半透明の部分、隠し武器なんですよ。
多分“凄いレーザー”か何かが出るんでしょう(この辺適当だなぁw)。
アーマー脱衣も奥の手なんですけれど、それよりももっと奥の手(笑)。
それこそ絶体絶命、ってときに使うのです。
アーマーも脱いでしまった。両腕の武器も使えない。
「こうなってしまえば、紅の魔弾と畏れられたベルゲも形無しだな」
勝利を確信した敵は、ベルゲのもとに歩みを進める。
不利な状況にもかかかわらず、不敵な笑みを浮かべるベルゲ。
「?」
敵は怪訝な顔をする。
そのとき、ベルゲの両肩が輝き出す!そしてレーザー照射!
不意をつかれた敵は回避行動をとることも適わず直撃、擱座。
そしてベルゲさん一言。
「奥の手はな、最後までとっておくもんなんだよ」みたいな、みたいなーっ(壊)。
…こんな妄想ばかりしているボクは駄目なのか…?(←駄目です)
つか紅の魔弾って何ですか(笑)。思いつき全開。

このレーザーユニットも、トーアのマスクとトーアヘッドの集合体でしかないんですが、
それをレーザーだ!と見立てる、言い切る、思い込むことが大切であり、ワクワクするところなんですよね(笑)。
ひとつひとつの部品は、本来はただのパーツ、つまり記号でしかないんですけど、
それを組み合わせて「これはバーニアで、これはビーム砲で…」とか考えるのがブロック遊びの醍醐味ですよね〜。
流石レゴ、お子さん(と大きいお友達)の想像力を刺激しますな。

クリアーピンクの部分(トーアの目の部品)がレーザー発振機で、
スモークのガーリマスクが外装カウル兼、レーザー増幅装置(何ソレ)。
もしかしたらソーラージェネレーターか何かかもしんない。
後ろのタフーマスクがダクトでー、みたいな個人的妄想をしています(笑)。
レーザー発射後、後部ダクト、つまりタフーのおでこのインテーク状の部分、目の穴、頬の穴、口(?)の部分から空気がブシューッっと。
このダクトからブシューッっての、ボク燃えるんですよね〜。

ネーミングは記憶のなかにおぼろげにあったFSSの「ベルゲ・ミラージュ」から。
興味はあるんですが内容とかはよく知らない作品です。
とゆーかあまりにも壮大なストーリーすぎて今更色々知るのは大変そう。
FSSといえば、LEDやKOG、ヤクトといった馬鹿みたいに強いモーターヘッドが印象的ですが、
突飛すぎるほど強い存在って好きなんですよね。
バーチャロンのシャドウ、ホワイトフリート仕様テムジンとか、アジムとか。
ドラゴンボールの孫悟空とかもソレ系ぽいですね。 で(←で?)、ベルゲってのが何となーくトーアっぽい響きだったので頂戴しました。
ドイツ語なんですけれど、本来の言葉の意味を考えるとキャラに合ってないネーミングですね(笑)。

2004.04.11 加筆修正
2004.10.11 加筆修正



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